あったかいだけじゃない。極上の肌触り・寝心地「ムートン」
良質な羽毛＋高吸湿発熱わたの新素材
ムートンの羊毛には繊維にウエーブがあり、それがコイルスプリングのようにねじれています。これがムートンの弾力性の秘密。一本の羊毛を引き伸ばすと30%も伸びますが、すぐ元の状態に戻る力があります。これが集団になると、この復元力がさらに強く働き、フワフワとした適度なクッションが得られます。この力は、伸ばした時ばかりでなく押した場合も復元力が働き、素晴らしい弾力性を発揮します。
ムートンの良さはその吸湿性にあるといわれています。その水分の吸収率は、自らの重量の約15%を吸収するという驚異的な数値。繊維の奥深くまで水分を吸収するので表面はいつもサラッとしており、汗が出てもベトつかず、夏でも快適にご使用いただけます。これは、ムートンの空気の層が一年中一定の温度を保つ働きによるものです。ウロコ状に重なりあった繊維の表皮が、外部の湿度に合わせ自然のエアコンのように、吸ったり吐いたりしています。ですから寝汗をかいても少しもベタつかず、常に健康で快適な睡眠が得られます。
羊毛の表皮はキューティクルという、ごく薄い膜で覆われており、撥水性（水分をはじく作用）があります。例えば、ジュースをこぼした時などでも、すぐに拭き取ればシミになりにくいです。さらにウールは水分をほどよく含んでいるので静電気が起きにくく、合成繊維よりもホコリやチリがつきにくいといえます。また、だにを寄せ付けない、菌の繁殖を抑える加工（防ダニ加工）を施していますので、清潔で安心にご使用いただけます。
オーストラリアの南東部に位置する人口は約580万人大陸部最小のビクトリア州（州都はメルボルン）で育てられた生後約10 ヶ月位で1度毛刈りをしたショーンラムを使用しています。特有の柔軟性や保湿性に富んでいるのが特徴です。
ニチロ毛皮株式会社は、雪どけ水が豊富にあり、一年中水量と水質が良好で、羊毛皮や毛皮の製造に最適な立地「長野県」にあります。その恵まれた環境条件のおかげで、高級毛皮と羊毛皮のすべての処理ができる世界的にも珍しい毛皮の総合工場となりました。40年の歴史と積み上げられた技術、どの工程にも決して手を抜かない職人たちのこだわりと愛情で極上のムートンが作られています。
老舗国内メーカー「ニチロ毛皮株式会社」で製造しておりますので、クリーニングや、お取り扱いのご相談など、ご購入後も安心です。３～４年に１回程度、定期的にメンテナンスすることで、末永くご愛用いただけます。
