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●休業日のおしらせ
4月29日(土祝)~5月7日(日)まで休業日となります。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 

ベッドの寿命チェック

mat check

「朝おきたら肩が重い」「足がだるい」「腰に違和感がある」といった経験はありませんか?
各項目をチェックして、お使いのベッドマットレスの健康診断をしてみましょう!

 

診断してみましょう

 
寝返りをよくうつ(寝つきが悪い) 少ない 普通 多い
マットレスが凹んでいる(ヘタリを感じる) 全くない 少しある よく感じる
目覚めると腰が重い・肩の張りを感じる 全くない 少しある よく感じる
買った時よりマットレスが柔らかく感じる 全くない 少しある よく感じる
きしみ音がする なし 少しする かなりある
6.ベッドの使用年数 1~5年 6~10年 11~15年 16年以上
7.側生地のホツレや破れ・汚れ ない 少しある 多くある
合計 ポイント!

1~5ポイント   : 全く問題ありません

6~10ポイント  : まだまだ大丈夫

11~15ポイント : そろそろご検討を

16ポイント以上  : すぐに買い替えをお勧めします

 

寝床内の快適性

快適な寝具・布団・湿度温度
入眠の時に生理的に良好な状態にする為には、体温が下がって発汗作用を活発にするような環境を作るのが大切です。その為に寝具に要求される条件としては、保温性、吸湿性、放湿性、透湿性、通気性、寝返りをうちやすい軽さ・重量があります。

1.保湿性

保温性は睡眠中の発汗を促進させるとともに、寝床内の温度を一定に保つためにも大切な要素です。「掛ける側の寝具」は、室内の温湿度の条件に合わせて、保温力の違うものを選ぶ必要があります。「敷く側の寝具」は、伝導による熱損失を少なくするように、保温力の大きいものを選ぶことが必要です。冬期に合わせた保温力の大きい寝具でも、吸湿性や透湿性が良ければ、夏期においても快適に使用することができます。
保温力を表わす方法の一つに、衣服関係で使われるクロー値*があります。これは米軍が各地の気候に合う戦闘服にはどのようなものが良いかを探るために考え出した数値です。つまり、環境と活動量と着衣量の関係を表わしたものですが、その考え方は寝床内の環境を知るためにも応用することができます。
*クローは気温21度、湿度50%以下、風速5cm/秒の室内で、椅子に座っている人の皮膚温を33度に保つのに必要な断熱材と定義されています。
寝具は皮膚温を33度に保つために必要な断熱材と考えて計算、クロー値と室温の関係を求めてみると図1のようになります。この結果、0~27度の室温で気持ち良く眠るためには、掛けふとんはクロー値が4.5、2.0、1.0の3種類のものがあればよいことになります。また、羽毛ふとん・毛布・タオルケットがあれば、年間を通して1.0~7.5の範囲で組み合わせることができるほか、ホテルの客室のように室温を20度前後に保てば、年間を通して毛布1枚ですむことがわかります。
掛けふとんのクロー値と寝室温度の関係
市販されている寝具について、クロー値を測定した結果を表1に示しました。敷く側は、スプリングマットレスにいろいろな種類のベッドパッドを組み合わせて測定したものです。
老齢になると体の新陳代謝が衰えてくるので、右記のクロー値よりも高いものが必要です。しかし、幼齢のときは逆に新陳代謝が活発ですから、低いものでよいのです。掛けふとんは、老人には暖かめのものを、子供には腹部を冷やさない程度で薄めのものを使用するのが良いでしょう。
性別についていえば、女性の方が深い睡眠に入りやすいという説があります。それはホルモンの違いによるものと考えられています。ただし、女性は生理的に末梢血管の血流が悪くなり、体が冷えるのでクロー値の高い寝具を必要とすることが多いのです。
表:製品別クロー値
製品名(素材、サイズm、重量kg)クロー値
掛ける側 タオルケット(天然繊維100%,1.90x1.40,0.84kg) 1.00
毛布(天然繊維100%、2.00×1.43、1.95kg) 1.30
毛布(合成繊維100%、2.00×1.50、1.95kg) 1.50
毛布(合成繊維100%)2枚 2.40
上掛け布団(合成繊維、2.10×1.90、3.9kg)1枚 3.70
羽毛肌掛けふとん(2.10×1.50、0.4kg) 2.50
羽毛合掛けふとん(2.10×1.50、1.0kg) 5.00
羽毛掛けふとん(2.10×1.50、1.3kg) 6.50
敷く側 スプリングマットレスのみ 5.30
+ ベッドパッドcp 100型(天然繊維100%) 5.93
+ 羊毛ベッドパッド7型(合成繊維100%) 5.70
+ ベッドパッド7型(合成繊維100%) 5.70
+ ベッドパッドボア(天然繊維100%) 7.05
(注)クロー値の測定方法は汎用熱流計HFM-101による
春
ダウンキルト(合掛)
1枚で…
夏
ダウンケット(肌掛)
1枚で…
秋
ダウンキルト(合掛)
1枚で…
冬
ダウンキルト(合掛)と
ダウンケット(肌掛)
2枚で…

2.吸湿性

吸湿性は発汗をスムーズにするために必要な性能です。よく乾燥した寝具に寝ると深い眠りが得られるというのは吸湿性が良いためです。吸湿性能の測定方法の一つに、単位重量当たりで何グラムの水分を吸収するかを、時間の経過で測定する方法があります。それによって調べた結果を図2に示しました。吸湿性能は最終的な量だけでなく、速さも重要な要素になります。
素材の吸湿特性
十分に乾燥した素材を温度35℃、湿度20%の環境に置き、時間の経過に伴う重量の減少を調べたもの
(スリープ研究センター)

3.放湿性

放湿性は吸収した水分を、どれだけ速く空気中に放散させることができるかという性能です。これが良いと吸収と発散を繰り返しますから、発汗作用の循環がスムーズにいくわけです。放湿性が悪いと湿気がたまるので発汗の循環がスムーズにいきません。そのため深い眠りが妨げられます。そういう素材は日に干すか、乾燥機を使って乾燥させることが必要です。
放湿性能の測定は、単位重量当たりで放湿する水分を、時間の経過で測る方法が使われています。その結果を図3に示しました。低い温度では綿や羊毛の放湿性は悪くなります。
素材の放湿特性
吸湿させた素材を温度35℃ 湿度20%の環境に置き、時間の経過に伴う質量の減少を調べたもの
(スリープ研究センター)

4.透湿性

寝具には、空隙が多く透湿性に優れたオープンコイルタイプのマットレスがありますが、他の一般の寝具では吸放湿性と考えたほうが実情に近いでしょう。
畳の上にふとんを敷く場合は、畳の透湿性が大きくないのでふとんを毎日かたずけることにより、畳が乾燥して吸湿性は回復します。従って、万年床は湿気がたまって衛生的にもよくありません。オープンコイルタイプは透湿性が良いのでマットレスを乾燥させる必要はありませんが、ポケットコイルタイプのものは透湿性が劣るので時々乾燥させることが必要です。また、ウレタンマットレスや綿ふとんもスプリングに比べて透湿性が大幅に劣るため、できるだけ乾燥させなければなりません。このように敷く側の寝具は、つねに乾燥状態に保つことが大事なポイントです。

自分に合った快適性

自分に合った快適性

1.体力の支持力

敷く側の寝具の性能で、最も大切なのは寝姿勢を正しく保つことです。それは仰臥(上向き)の姿勢で、背骨の曲がりと腰の部分とが2~3cmあくS字形になることです。人は一晩に20~30回寝返りを打ちますが、仰臥の姿勢をとる時間の割合が多ければ、筋肉に無理がかからないので疲労がとれ、それに仰臥の姿勢のとき最も眠りが深いという研究報告もあります。寝姿勢の保持が悪いと、腰痛や寝違いなどの原因にもなり、熟睡できないので、仰臥の姿勢を基本にして、寝返りが打ちやすく、身体に合ったものを選ぶ必要があります。
体の支持力体の支持力
健康な人が立ったとき、背骨のS字形の曲がりは約4~6cm、寝たとき心地よいと感ずる背骨の曲がりは1/2の2~3cm、この2~3cmのS字姿勢を正しく支持することが敷く側の寝具に求められる役目です。
人体の構造をモデル的にとらえた場合、頭部と胸部と臀部という3つのブロックを、頸椎と腰椎という2つのジョイントによって連結されていると見なすことができます。これら3つのブロックは、立った姿勢のときは重力の方向に重なっていますが、寝るとそれぞれのブロックは独立して別々の重力が働きます。人体の各部位の重量比は、下のイラストのようになっています。つまり、身体を柔らかすぎる寝具で支えたならば、重いブロックの部分は沈み、軽いジョイント部分が浮き上がるため、腹が突き出たW字形になって寝にくくなります。
体の支持力
理想的なマットレス
体圧をマットレス全体で受け
とめ、快適な寝姿勢を維持し
ます。
硬すぎるマットレス
クッション性が悪く、安眠の妨げになります。
柔らかすぎるマットレス
背中・腰の部分が沈みすぎで体に負担がかかります。

2.体圧分散

マットレスに寝た際、体にうける圧力の分布状態は寝心地を左右する大切な要素です。人体には鋭敏な部分と鈍感な部分があり、鋭敏な部分には小さな圧力、鈍感な部分には大きな圧力がかかるように分布することで心地よい眠りが得られます。寝具が硬すぎると鋭敏な部分に圧力が分布し、柔らかすぎる寝具では平均的に分布するため安定性に欠け、いづれも熟睡を妨げます。
従来のマットレス
従来のマットレス
背中、腰などに、体圧が集中し、
その部分を圧迫しています。
理想のマットレス
理想のマットレス
体圧が一ケ所に集中しないため、
身体を圧迫することなく、
理想的な体圧分布を保ちます。
理想的寝具
●理想的寝具(a)
一晩の集計時間のうち45%を仰臥位で寝ている。
仰臥していた時間の割合が多いということは、
寝心地の良さを示しています。
柔らかすぎる寝具
●柔らかすぎる寝具(b)
全睡眠時間のわずか8%しか仰臥位で寝ていない。仰臥では腹が出て寝にくいため、側臥位の割合が多くなることを示しています。
硬すぎる寝具
●硬すぎる寝具(c)
仰臥の割合は30%を占めている。
クッション性に欠けるため圧力が局部的に集中し、
左右の寝返りで緩和していることを示しています。

3.弾力性

弾力性
実際の製品についてスリープ研究センターの実験室で測定してみたところ、仰臥位ではスプリングの支持力が強い(硬い)ものほど正しい寝姿勢に近づき、側臥位では支持力が弱い(軟らかい)ほうが正しい寝姿勢に近くなることがわかりました。
つまり、強い支持力と弱い支持力をバランスよく組み合わせたものが良いことになります。
これを解決するのが弾性の三層構造です。
三層構造というのは、一番上のA層は体に接する部分だから柔らかくし、その下のB層はかなり硬い層にして、この二つの層で寝姿勢を正しく保つ。
一番下のC層は衝撃をうけとめるショックアブソーバーの役割を果たす。これは千葉工業大学の小原二郎教授の提唱する考え方です。
柔・硬・軟の三層構造は、例えば畳の上にふとんを敷いた場合、畳はB層とやや硬めのC層的な役目をもち、綿のふとんはA層と押しつぶされたB層の役目を果たす。
ウレタン・フォームのマットレスは、A層とC層の役目を果たすことはできるものの、B層の役目は特殊な工夫を必要とします。
スプリングベッドは、従来ダブルクッション(マットレスとボトムクッションを組み合わせたタイプ)でしたが、近年はクッション材料の性能向上と製造技術が進歩したため、スノコの上にマットレスを置くだけで、ダブルクッションに近い性能のものが作られるようになりました。
とはいえ、寝心地を重視するホテルなどではダブルクッションが主流です。

4.大きさ

寝具の大きさについては、掛けふとんは敷く側より幅も長さも20cm程度大きくすればよいとされています。また、敷く側の大きさはJISで決められていますが、それは実験の結果から出たもので、寝具が柔らかくても硬くても寝返りを打つ幅は肩幅の2.5~3.0倍であることから、肩幅の約2.5倍程度が基準になります。シングルでは幅が約90cm、セミダブルでは約120cm、ダブルサイズでは約140cmになっています。さらにキングサイズの幅は180cm以上になります。長さについては身長+20cm程度が基準です。
●ベッドを購入する前に
とくにサイズの大きいベッドは、玄関や部屋の出入り口の大きさによっては入らない場合があります。ベッド(脚付ベッド、特殊形状ベッド)の最大値を確かめ、さらに搬入経路も障害物の有無や幅・高さに支障がないか測った上で、ご購入されることをお勧めします。

5.環境

スプリングマットレスは、厚生労働省から処理困難廃棄物に指定され、消費者も製造・販売に関わる人たちも、適正な処理のための努力が求められています。フランスベッドでは、業界初の試みとして廃スプリングマットレスの回収と解体を行い、素材ごとにリサイクルを可能にするフランスベッドリサイクルシステムを構築、さらに同システムに対応する100%リサイクル可能マットレスを開発しました。これからの循環型社会を推進すべく、当社はリサイクル活動に取り組んでいきます。

6.衛生性

衛生マーク
寝具は直接肌に触れるものなので、普通はカバーなどの補助用品を使います。
これに要求される性能は第一に衛生性、次に洗濯性、三番目が取扱いやすさと考えて
良いでしょう。処理には、熱・乾燥・紫外線などの物理的な方法のほうが、薬品による化学的な処理よりも適しています。
フランスベッドのマットレスは、表地から詰物まで全てニュー素材を使い、防ダニ・抗菌防臭加工も施しているほか、ホコリやダニを通さない特殊な素材・加工を施した特別仕様の高衛生マットレスもあり、掛けふとんや枕にも衛生仕様があります。
全日本ベッド工業会では、品質と衛生面に配慮した《マットレスの環境基準》を設定し、これに適合したマットレスには「衛生マーク」を付け、安心してご使用できることを明示しています。
※全日本ベッド工業会では、品質と衛生面に配慮した《マットレスの環境基準》を設定し、これに適合したマットレスには「衛生マーク」を付け、安心してご使用できることを明示しています。

7.耐久性

長持ちするものは経済性や省資源ともつながります。JIS (日本工業規格)の耐久試験やベッドの買換え状況の調査によると、通常の使い方であれば、ホテルなどの業務用で7~8年、一般家庭用で10~12年は問題なく使用できるとされています。また、ベッドにはその性能を保証する表示マークが付けられているので、表示を確認して自分に合ったベッドをお選びください。
フランスベッドでは、スリープ研究センターで耐久性の試験・実験を実施して品質の維持・向上に努めているほか、JIS よりも厳しい独自の基準「FES規格」(フランスベッド・エンジニアリング・スタンダード)を設け、この基準にしたがって材料の選定、加工方法、製造工程、製品検査、さらに塗装から最終仕上げまで全工程にわたって厳しくチェックし、品質管理にも万全を期しています。とくにベッドは長い期間にわたって使うものであるため、アフターサービス等を保証している良心的なメーカーを選ぶことが大切です。